転職について➂
シリーズです。
前作はこちら。
新卒で入社した会社で青森県に配属になるも、心をすり減らして2年半でギブアップ。
東京の実家に戻り転職サイト登録するも、精神状態が微妙だったのですぐ活動ストップ。
2ヵ月ほどいろいろリフレッシュ活動を行い多少は回復、経済的理由その他もあり転職活動を再開して無事内定。
までを前回書きました。
が、転職時の話を前回書いてなかったので、今回は
【2015年10月~2016年1月:フリーター編➁】
とします。笑
では本題へ。
私はリクルートキャリアという転職サイトを利用しました。
転職サイト登録~内定までは大まかにこんな感じです。
(1)リクルーターと面談、業界や職種などを相談
(2)履歴書と職務経歴書を作る
(3)それっぽい求人情報をリクルーターが送ってくれるので、気に入ったものに応募(ポチるだけであとは勝手に書類先行を進めてくれる)
(4)書類先行が通った会社のお知らせがくるのでリクルーターを経由して面接を設定
(5)これを繰り返して面接を進める(面接は2次面接か3次面接までの会社がほとんど)
(6)内定
やってみた感想としては「職務経歴書さえ書いてしまえば、後はけっこう楽」
ちなみに職務経歴書とは履歴書では書ききれない詳細(仕事内容、実績、自己アピールなど)を書く書類です。
基本的に新卒より面接回数は少ないし、会社や社会人というものが経験として分かっているから話もスムーズだし、SPI(適性テスト&能力テスト)も個人的にはそこまで苦ではない。
何よりリクルーターが色々手助けしてくれます。
今の新卒は分からないけど、私が学生の時はキャリアセンターの事務の人がちょろっと助言してくれたり資料くれるくらいでした(あと当時は謎に履歴書手書き指定の会社もあってクソだるだった)
対してリクルーターは職務経歴書の添削から社会人経験含めた適切なアドバイスまでしてくれて、かなり頼りになります。
また、新卒の時って基本3次面接まで、多い会社は4次~5次まであった気がします。対して中途は2次~3次が基本なので比較的楽。
加えて、ある程度の人数を一斉に同時進行させる新卒と違い、中途は少数を即戦力として確保したいため、面接と面接の間の期間も短く、さっさと進みます。
なのでしっかりやれば、1か月程度でだいたい内定1社は出るってリクルーターが言ってました(当時は好景気だったので今は分かりませんが!)
当時の会社選び基準(及び理由)はざっくり3つ。
➀営業職(手に職ないし、エンジニアも合わなそうだから。何となく)
➁都内の会社で転勤なし(また前職のように地方行くの嫌だから)
➂ITっぽいところ(前職がITリテラシーがあまりに低かったからその反動)
➂補足です。
前職は農家さんに牛のエサを売る営業でした。農家は電話が基本、たまにFAX。メールってなんだべか?の世界。笑
社内ではPCは一応使うもの、報告書作成や申請あげるのが大半で、メール文化はほぼありませんでした。
ザ・判子文化で、書類作成しては課長⇒部長⇒専務。。と通さなければなのですが、出張でいつもだれかいないのでストップするし、すぐ返される。
あと悪い意味での上下関係、忖度ばかり。いわゆる「中を見て仕事している会社」ってやつです。
旧体制でとにかく不便だし人間関係もめんどくさかった。
という訳で人間関係もラフで、ITを駆使してスマートに働ける業界に憧れがあったんです。笑
ともかく社会復帰がしたかったし、前職で自信のる実績なんか全くなかったので、給料もそこまで気にしませんでした。
というより自分なんかがそこまで気にできるレベルではない、みたいな事思ってたんですね。
多少マシになったとは言え当時の思想からはまだまだ闇を感じます。笑
都内のIT会社営業で給与もそこまでこだわりない。
当時は好景気でしたし、そんな求人は沢山あります。
元々面接は嫌いではなかったので、落ちても関係なしでバンバン受けます。
そうすると活動再開1か月後には3社から内定を頂きました。
うち1社は契約社員からスタートという条件だったのでアウト。
残り2社を比べると、片方は神保町の雑居ビルっぽいところに入った50名程度の会社、もう片方は六本木のオシャレビルに入った100名近くの会社です。
給与はそんなに変わらなかったと思いますが、イメージが段違いだったので当然後者を選びました。笑
六本木の会社は「決済代行」という業界で、ネットショップなどを運営している企業にクレカ・コンビニ払いなどができる「お支払いシステム」を提供している会社で、なかなかITっぽい感じを漂わせていました。
こうして、私は青森の牛のエサ売り⇒六本木のIT会社セールスに無事(?)転身しました。笑
全然1社目の方が大きな会社なのは触れず、このギャップを当時はかなりネタにしてました。笑
今回はここまでです。
では。