転職について⑤

シリーズです。
最初はこちら⇒転職について➀ - すーやん気ままブログ

六本木のIT会社に転職し、1社目とのギャップは色々ありましたが、転職して良かったと思える日々を過ごします。
仕事に慣れて月日が流れ、更に3社目に転職しようと決めるまでの経緯をまとめていきます。

という訳で
【2016年2月~2018年9月:IT会社編(決済システム)②】
スタート

一応、2社目の仕事内容なども改めて紹介しておきます。
販売するのは「お支払いシステム」。
月額料を払うとクレカやコンビニ払いなど色々一括で導入できるというもの。
導入するのはECサイト、有料WEBサービスなどの運営者、ジムやエステなどなど、、言うなれば現金以外で料金回収したい事業者全てです。
「毎月月末までに○件獲得」みたいな分かりやすい目標のもと、提案~契約完了までを対面、メール、電話で進めていく感じです。

社内の人間関係も基本的には良好で、週一回は先輩とかと楽しく飲みに行ってました。(六本木だけど基本格安居酒屋。笑)
土日は地元、高校、大学などの友達と遊びにいく。
精神衛生上かなり良い状態だったので、青森時代の残っていた闇もどんどん消えていきました。

2社目生活2年が過ぎ、この会社で働き続ける不安、不満が徐々に顕在化していきます。
また、転職しようと思う出来事も起こります。
下記でいくつか紹介します。

イケてる会社にいきたい
IT会社は有形商材の業界に比べて、会社や人材サイクルが早く、浮き沈みが激しいです。
無形商材のWEBサービスは代替するものが出てくると、すぐに切り替えができてしまうからだと思います。
なのでITでイケてない会社=すぐつぶれるかも?という不安に直結するのです。

キャッシュレスの波に乗って、決済代行(=お支払いシステム)業界自体は成長しています(前年比売上=100%以上)
ただ、決済代行=卸業者・代理店みたいなポジション。
直契約が増え、卸業者・代理店は淘汰されていく未来は容易に想像できました。
業界上位のソフトバンクGMO系列の決済代行会社は、旧来の卸業者・代理店業務に留まらず色んなことにチャレンジし、進化スピードが速かったです。
対して、当社は大手には勝てないのでニッチな業界を比較的得意としていましたが、それも未来がある感じはあまりなく、世間的に言うと結構しょーもない業界。
また、多少新しいことにチャレンジはしているものの、大手と比べると超ロースピード。
大手にどんどん差がつけらて、業界の進化の波にのれずに淘汰される予感しかしませんでした。
なのでITで働くなら、もっとイケてるところ=最先端の会社、に行きたいという気持ちになりました。

キャリアを積みたい
上記と似た感じですが、長年働いてもし会社がつぶれた時、自分のキャリアで他社にちゃんと転職できるか?通用するか?を考えた時、だいぶ不安な環境でした。
業界的な話は割愛しますが、お支払いシステム=ペイメント業界の中ではリテラシーが低め(正確にはニッチな業界リテラシー頼り)の会社でした。
ITの変化の波にも乗れるよう、もっと成長できる環境に行って自信の価値を高めたかったのです。

会社もそうですが、自分のいた部署、特に部長の影響が超大きいです(ここからはほぼ部長の悪口!)
部長は不動産業界出身の40代女性独身。
不動産の営業としては優秀なのかもしれませんが、この業界のマネジメント職としてはかなり低レベルで頭悪かったです。
IT=変化が大きい業界なので、柔軟性が求められます。
ところがこの人は柔軟性ゼロ、自分が成功した過去のやり方を押し付けてくる人でした(このパターンの人ってどこの会社にもいますが)
だいぶ業界も変わっているので過去のやり方では上手く行かない。
で、色々相談してみるんですが相談にならないんですね。報・連・相なんていいますが、『相』にならないんです。NAVERまとめみたいなテンプレコメントが帰ってくるだけ笑
業界の変化についてあまり勉強もしてない人なので、多分部長も大したこと言えなかったんだと思います。
ただ、新しいことしようとすると明らか期限悪くなるんですよね。。
で、部長に媚びへつらって案件のおこぼれもらっているやつが評価されるという。。
くそか。笑

環境のせいにするのはあまりよくないとは思いますが、成長を促進される環境ではありませんでした。
部長は反面教師はあっても、尊敬とかの前向きな感情は起きませんでしたし、そんなやつに気を使うのも無駄に思えてきました。
何よりそんなやつを部長に置いている会社もだいぶセンスないなと思いました。(ちなみにその他の人事も相当謎でしたが)
改めてまとめると、会社・組織のレベルが到底高いとは思えなかったという事です。
このままこの会社に居座って30代過ぎて転職、はかなりキツいなかぁと。
であれば早いうちにもっとレベルが高い環境下で働いてキャリアを積みたいなぁと考えました。

給料が低い
めっちゃ低い訳ではありませんが、自分感覚では『実家暮らしであれば貯金貯まるけど、1人暮らしするには貯金はあまり貯められないレベル(住めなくはないけど)』ってとこでした。
なので1人暮らしも見据えて経済条件向上しようと思いまして。
仲のよい6個上の先輩(当時自分28歳、先輩34歳)から給料の話をよく聞いてたのですが、思っているより全然低くて、将来ないなーと思いました。
また、その先輩からも転職を勧められてました。笑

あと、給料安定させたいというのもありました。
というのは、当時は営業ノルマをクリアした時にインセンティブってのがありまして、これ込みでやっとそこそこの給料でして。
給与はインセンティブ頼み、逆にクリアできない月にはインセンティブがゼロとなりかなり薄給になります。
流動的で安定性に欠けており、インセンティブ貰えた時の喜びよりもインセンティブ貰えない時のストレスの方が大きく、安定的に貰える給与体系がいいなーと思ってました。
月末ノルマのインセンティブ頼みの給与体系だと、月末だいたいブルーなのも嫌でした。

仮想通貨失敗
給与に満足いかなかった私は副業を考えました。
その一貫で、2017年仮想通貨バブルに乗っかって仮想通貨購入。
当時の上がり方はほんとにエグく、試算価値が平気で5~10倍くらいになっており、絶頂期に売り抜けていれば利益100万はいってました。
まだまだいける!と調子にのって買い増し。
ところが、2018年頭にコインチェックという取引所の粗相によりバブル崩壊、価値がだだ下がりするが口座凍結で換金できない自体に。
口座凍結が解除され、数十万の損失でしたが売却してしまいました。(あまりに精神衛生上よくないので)

・爆上がりするものは爆下がりする
・激しめの投資は、自分の資産の無理のない範囲内で行う
当たり前のことを学んだ私は、『多分、投資より会社の給与をあげるほうが楽』と考えました。
で、給与を最も効率的にあげるにはやっぱり転職だな~となった訳です。

社内恋愛の失敗
社内の同僚と一時的に男女の仲になったのですが、その子が別の会社の男とも関係がある疑惑が発生。
というか現場を目撃してしまいました。笑
当然、三角関係で揉めました。
その子の提案で3人で面会することとなり、その子が『もう一人の男との関係は断ちます宣言』をするという、くそ意味わからん展開に。笑
男も『男らしく関係をちゃんと絶つよ』って話になりました。
が、全くの大嘘でした。
やはり向こうの男との関係は続いており、その子を問い詰めるたら私は捨てられ、2人は付き合ったすぐ後にデキ婚!笑
ざっくり言うとその男は本命彼女がいたんですが、その子が男を略奪するための当て馬、それが私だった訳です。笑
ワンフロア80名くらいの会社で、広くないのでどうしても2人が目に入ってしまいます(というか女の子とは席がすぐ近く)
私に対して不義理を働いた歳上の2人が、『私達まっとうに幸せになりました』みたいなツラしてノウノウと生きている。
「こいつらぶち殺して私も死のう」と割とガチ目に考えてました。
湧き上がる殺意を抑え、とりあえず男とは廊下などですれ違うたび、頭の中で全力でラリアットかます日々。笑
地獄の日々は半年続き、失ったものを埋め合わせようと毎週合コンやら街コン行ってました。
結果的に半年後に彼女ができました。
彼女のおかげでゾロVSミホーク戦並の傷は癒え、地獄は終わりました。

ただ、未練ではありませんが、気まずさと2人を見るたびに出てくる負の感情はどうしても拭えず。
この感情が転職考える1割くらいの理由にはなっています。

そんなこんなで、在籍2年5ヵ月で『とりあえず活動してみて、良い会社があれば転職決めよう』と決意。
再度転職活動開始し、1ヵ月ほどで内定を頂くのですがそれはまた次回記事で書くとします。
では。