不満と自分の見つめ直し方

組織に不満がある時。
知らず知らず組織や他者のせいして、周りに求めることばかりになってしまう事がある。

こんなときの対処方(自分の見つめなおし方)は
【しがらみなく関係の薄い客観的人物から、自分自身に対する指摘をもらう。】
である。

これ読んでもらってる方的には、何のこっちゃである。
最近書く記事は自己整理系(というかほぼ日記?)になりつつあるが、自身が将来同じ状況になった時の申し送りとして、あえて誰からも見ようと思えば見れるこのブログに記事として記しておく。

今の自分の状況をまとめる。
2020年4月に自身の務めていた会社、旧J社と、競合他社のD社が合併した。
銀行で言う違う2社が合併した感じである。
ただ、厳しい情勢で生き残りをかけての致し方ない?統合とはちょっと違う。
激化する業界の中で、競合同士競り勝つ為の集客コストを激しく投下していた(QR決済会社のバラマキ合戦的な)中、いっそ統合してサービスを一つにして人的、金銭的無駄を抑え、集約して、よりよいサービスに集中するための、前向きな水平統合だった。なので、どちらかが買収した、買収されたではない。(読者からすると???かもだけど、自信の文書能力給ではこの表現でいっぱい汗)

コロナでのリモート状況、会社としてはしばらく旧J旧Dそれぞれのサービスを継続、オフィスが統合して引っ越ししたのが2021年末になったなどもあり、会社として統合した当初は中々実感なかった(なので不満もあまりなかった)。

最近いよいよ各サービスを統合、組織融和がかなり進む中で、組織に対する不満が大きくなってきた。
不満を大きく分けると2つ。

・当然ながら旧J社時代のようにはモノゴトが進まない、ざっくり昔はこうじゃなかった、昔はよかった的なこと。
・もう一つは、一部特定部署の人間が大量離職したり、仲良かった人が辞める辞めそうなどの話から、「この組織は人を大事にしてない」的なこと。

後者について、辞めそうな後輩のはなしを聞いて、会社に憤慨していた。なんとなくムカついていた。
組織のここが悪い。
このマネージャーが原因なんじゃないのか。

で、今日ある出来事をきっかけに気づいた。
何か組織や他者に文句を言う(実際にはほぼ思うだけ、もしくは愚痴るだけ)ことが知らず知らず多くなり、「自分が何ができるか」の視点で最近考えれていなかった。
完璧な組織や人はいない訳で、「自分が何ができるか」を主体に考えた方が健全なんだけど、組織への不満にばかり目がいってた。

今日の出来事というのが下記。
セールス系メンバーの意見交換、共有会的なところで、自分だけにと言うわけではないが、とある人が言った。

統合で大変なのは皆同じだし、組織規模も倍になった訳だから今までのようにはいないのが当たり前。
「自分が何ができるか」で考え、具体的に自分から提案していくことを考えよう。
これ誰がやるの?が多い中、誰かやって!ではなく、自分でまず提案してみる。

当たり前の事なんだけど、これが腹落ちできてなかった自分がいたことに気づく。

これを言っていた人が「しがらみなく関係の薄い客観的人物」だった。(旧D社(自身の出自じゃない方)のいちメンバー)というのがミソだったようだ。

・旧J社のマネージャー(上司)だと
役職有無で状況も違うのに、言われてもなんか反発した気持ちが起きる
・旧J社のメンバー(平社員)だと
ただの愚痴っぽくなる
・旧D社のマネージャー(上司)だと
うっせぇお前のことあんま知らんし、旧D風の感じで言われても納得いかん!という反発した気持ちが起きる
となってたみたいなんだけど、

・旧D社のメンバー(平社員)だと
ここら辺の感情が薄く、客観的意見として素直に聞けたんだと思う。妙に腹落ちできて自分でもびっくり。

思い起こすと、大学の部活時代にも似たことがあった。
部活の時期部長になることが決まっていて、めんどくさい、大変という感情に一時的に支配されていた。
この時、違う部活の女の子(そいつは次期部長ではない)に、「やる気ないなら降りた方がいいよ、だったら他の人がやった方がよっぽどいい」と言われて、謎にヤル気が戻ったという話。

文面に起こすとちょっと違うかもだけど、このパターンは自分の中での真理みたいだ。

よくよく思い返すと、高校の部活で部長やったときも
・副部長とかと話すとお互いの苦労話や、メンバーはなかなか分かってくれない的な話になる
・役職なしメンバーには、そもそも共感できないだろうと最初から反発感をもってしまう
という同じような構造になっていた

大事なことなので今一度結論。
【組織や他者への不満ばかり目についたときは、しがらみなく関係の薄い客観的人物から、自分自身に対する指摘をもらう。そしたら「自分が何ができるか」ベースで自分を見つめ直すことができる】

30歳にしてこの自分の中の真理を言語化できるって遅いのか早いのか。。
よくわかんないけど、現時点で、もっと腐る前に自身を見つめ直す毎に成功したのは幸いということにしとこう。

うーむ、全く面白くもなんともない記事だなぁ。
ここまで読んでくれた方、なんかごめんなさい。笑

あと一応書いとくと、病んでる訳じゃないです。笑それに仕事もかなり好きです。
だからこそ糞真面目に考えて不満が出てたんです。

いつでに色々書こうと思ってたんだけど、ながくなったので一旦区切ります。
おわり


20210412追記
先日の反省から、身近な課題について早速動いてみた。

課題:事業者向けの公式資料が分かりづらい。
公式資料作成は専任担当者が作成しているが、事業者と相対してない人ので、丁寧でキレイではあるが、事業者が分かりやすい表現になってない。

動き1:現状、資料はできあがった段階でセールスに展開され、その後すぐサポートデスクから各事業者へ発報されている。
資料作成序盤からセールスにも展開して貰い、普段事業者と接しているセールスのエッセンスを入れられるよう運用を変えていくべく、まずは資料作成担当(=普段事業者と直接かかわることない人)に相談。

動き2:とりあえず自分の担当事業者向け会議で出している資料をセールス内で展開してみた(デザインやセンスはさておき、端的で事業者目線で分かりやすい言い回しってこうゆう感じのイメージ、というアピール??)

実はどちらもセールス内の週次の共有会でまずは課題をぶつけてみた結果もらったアドバイス

自分でアイデア出すことは大事だけど、正直回りの同僚の方が頭がよく的確なアイデアを出せる人が多い。
自分が課題を出す(ただし、愚痴ではなく前向きに変えたいという想いを表明)だけでも、同じビジョンの同僚がいいアドバイスをくれることを改めて実感。
あとはアイデアを「誰かやってくれないかな」ではなく、最初は自分で動いてみる。

思ったより周りからも良い反響があって、自分もやる気出たし、同僚も捨てたもんじゃないなと組織への好感度?も上がったし、周りへの焚き付けにも繋がったように感じた。

ビジョンとしてあたり前のことなのかもしれないけど、数日前の状態は不健全だったことに気づかなかった。

どうしても変わらない環境はあるかもしれない。だけど変えられる環境もきっと沢山ある。
ましてやうちの会社はまだまだベンチャーなので、変えられるはず。
むしろ変えられることがベンチャーの面白さ醍醐味であり、これを諦めたらどんどんつまらなくなっていく。

この気付きは大きい。

この課題については引き続き改善できるよう、頑張って行こうと思う。

あとやりたいなと思っていることメモ
・皆ここで働きたいなと思うセールス部作り(=離職率も減り、皆ヤル気出る=自分もより納得ができる組織となり、ヤル気が更にアップする)
・配車アプリを主においた企業SNSアカウント立ち上げ。youtubeとか